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声楽講師トーク2019

 

声楽講師トーク2019

 

声楽講師トーク2019

遠野:講師トークで初めて同じジャンルを教えている先生たちのトークなんです!今日はよろしくお願いいたします!

川野名・音花:よろしくお願いします。

 

 

 

遠野:川野名先生はクラレスで教えていただくようになって1年経ちましたが、いかがですか?

川野名:初めは宝塚受験に求められる声楽のレベル感が掴めなかったのですが、受験を経てはっきりしました。だいたい音大声楽科レベルなので、中学生にとっては高いレベルですね。

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遠野:そうですね。年齢の割に求められる技術レベルは少し高いと感じます。

音花:まだ成長期で身体も出来上がっていないですから、人によっては難しいですよね。

川野名:男性でも女性でもホルモンバランスはとても声に影響するんです。

遠野:クラレスは中学1年生から通えますが、歌にはまだ早い子もいますよね。

川野名:そうですね。ただ、歌に慣れることと、難しいことを考えず自由に歌を楽しむということは早いうちからやってほしいなと思います。

音花:まだ幼いうちに無防備に自由に声を出して、声の可能性を広げられたら良いと思います。あとでしっかり発声を修正していけば良いと思うので。

川野名:確かに野生的に声を出していた方が可能性が広がるということはあると思いますよ。歌が好きという気持ちも早くから持ってもらえると嬉しいです。

遠野:そうですね。お風呂で大熱唱でも良いですよね(笑)。ただ合唱や子供ミュージカルなどでたまに癖がついてしまうこともあるので、早くから歌っている子はクラレスでの声楽レッスンも早めに始めてほしいですね。

川野名:そうですね。

遠野:コロちゃん(音花)はレッスンしていて何か思うことはありますか?

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音花:よく思うのですが、2名レッスンやグループレッスンで他の人が注意されていることを自分のものにできる人とそうでない人とがいて、そこにやる気や集中力の差を感じます。1回のレッスンにかける意気込みというか。

遠野:本当にそうなんだよね。タラタラ受講しているつもりはないんだろうけど、私たちから見るととても遅く感じる。そんなんじゃ劇団で生きていけないよね?

音花:はい(笑)。それにせっかく一緒にレッスンしている人がいるのだから切磋琢磨する気持ちがもっとあっても良いんじゃないかと思うんです。

川野名:僕もそう思いますよ。ヒントは他の人を見ることで貰えて、競いながら上達できる。そこを経て自分との戦いに移行していくものですよね。
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遠野:おっしゃる通りです。もっと貪欲にレッスンしてほしいですね。そのためにあえて個人レッスンでなく2名レッスンにしているので、もう1人が歌っているときは休憩・・・になってしまわないように時間を使ってほしいです。

音花:模擬試験でいろんな人の歌が聴けるので、そこで「あんな風に上手くなりたい」「何が違うんだろう」と、他の人でたくさん勉強してほしいです。

遠野:そうですね!模擬試験ですが、どんなことにトライしてほしいですか?

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音花:技術はもちろん見せてほしいのですが、「1番良い自分を見せる」という気合を持って歌ってほしいです。

遠野:模擬試験で歌いながら、1曲の間に自分に負けて心が折れていく子をよく見ませんか?それは試験官に見せないでほしいですよね。

川野名:いつも模擬はみんな緊張していますよね(笑)。ただ、緊張するのは当然で、みんな同じですから、試験官の前に立ったら舞台だと思ってもっと吹っ切ったら良いんです。

遠野:誰でも緊張しますよね?

川野名:僕も本番前は毎回緊張しますよ。

音花:私もです。支えてくれるのは腹筋と(笑)、ここまでしっかりやってきたという自信ですね。昨年度合格した子たちは模擬でも「腹をくくった感」を感じました。

遠野:「腹をくくった感」わかる(笑)。良い意味で捨て身で大胆な感じ。この模擬試験で見せてもらえると良いね。

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遠野:意外と苦手な子が多い新曲視唱について・・・

川野名:ピアノをやってきた人にとってはなんてこと無いものですが、ドレミファソラシドに慣れていない人には少し難しいみたいですね。減点方式だと思うので頑張ってほしいです。

音花:はい。新曲って本当に必要で、入試で新曲がなかった学年があって、そういう期は劇団に入ってから苦労してましたよ。楽譜が配られて他の学年はすぐに歌えるのに、ついてこられない子が多くてかわいそうだった。

遠野:ハモリも多いから、すぐに楽譜読めないと辛いよね。受験生のうちにしっかりやらないと。クラレスでは今年度4月から8月はかなり新曲のレッスンを増やしたので、模擬試験期待してます(笑)。
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遠野:まだ先の話しですが、課題曲が11月に出たとき、どうやって選曲したら良いでしょうか?

川野名:フィーリングはとても大切です。歌とは相性がありますから。

遠野:時々「歌の先生にこの曲でと決められたので」という理由で自分の意志なく曲を決めてくる子がいるのですが、最後に一人で歌うのは自分なんだから自分主体で選んでほしいなと思います。ビジターの子達は地方在住の子が多いので、私たちもどんな先生に普段習っているのかわからないことが多いのですが、時々先生の年代別でおっしゃることが違うなと思うことがあるんです。

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川野名:例えば60代70代の先生に習っているとして、その先生が習っていた先生は90代以上になりますよね。その場合、先生の先生は日本でしか勉強ができない環境だったと思われるので、そこは違いがあると思いますよ。まだ海外からのテクニックが入ってきていなかったんですね。年代はもちろん、どんな系統の歌を歌ってきたかでも違いがあり、良い先生を見つけるというのは本当に運もありますよ。特に地方の方では気軽に先生を変えられないということもあると思います。

遠野:最近では合わないと思ったら音大でも先生を変えられるとか・・・

川野名:そうです。昔は難しかったですが、今では可能です。「どんな自分になりたいか」が大切で、先生の指導が合わないと思うなら勇気を出して変えてみると良いと思います。

音花:セカンドオピニオンて大切だと思うんですよ。私自身複数の先生に習ってきましたし。

遠野:私も。

川野名:僕も同時に2人の先生に習っていました。

遠野:クラレスで声楽の先生を一人だけにしない理由がまさにそこで、1つのスクールで色々な先生に習えた方が得だと思うんですよ。合わないと思っても他の先生がいるし。私が好きな表現で、「富士山に登って頂上を目指すのに、静岡側からでも山梨側からでも良い」というのがあって(笑)、しっかりアドバイスを掴みながら色々な登山道にトライしても良いのではと思います!

音花:そう思います。

遠野:以前は蚊の鳴くような小さな声だった子を、このメンバーでレッスンして合格させ、学校に入ってからの歌の成績を1桁台にした事もあります。これからも情報を更新しながら、連携しながら素敵な歌い手さんを送り出せたら良いですね!

川野名:はい!頑張りましょう。

音花:はい!よろしくお願いします!

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夏期講習2019講師トーク

 

夏期講習2019講師トーク

 

遠野:もうすぐ夏休みですので、夏期講習についてのトークをしたいと思います!しーらん(壱城)よろしくお願いします!

壱城:よろしくお願いします!

遠野:しーらんはクラレスで教え始めて1年だね!1年やってみて・・・どう??

壱城:すごくやり甲斐を感じています!成長が見える時が本当に嬉しくて。毎回レッスンしながら「みんな入ってほしいなあ」と思っています。

遠野:しーらんのレッスン、愛があって大好き!本当にみんな可愛いよね。3月に初めて講師として受験を体験してどうだった?

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壱城:ドキドキしましたよ〜(笑)。受験を経てからみんなを見ると、悔しい思いをした子ほど輝きを増した感じがするんです。不合格の経験って本当に大切ですよね。

遠野:しーらんも落ちた経験ありだよね?

壱城:はい。退団するまで「あの時落ちて良かった」と思ってた!

遠野:そうだよね。受験生を見ていると、みんな落ちることにネガティブになり過ぎだと感じる。発表の時はもちろん傷つくし、ショックだけど、高校3年生以外はもっとすぐに明るく次に向けて頑張ったら良いんだよ。それくらいの強いメンタルじゃないと入団してからもやっていけないし(笑)。もっと辛い出来事たくさん起こるじゃない。

壱城:そうそう、色々ありますよね(笑)。クラレスの先生みんな優しいから、それに甘えていると受験の厳しい現実についていけないかも。

遠野:実は私も今そこを考えてるんだよね。クラレス・・・優しすぎ??まず、怒鳴って怒ってイライラぶつける感じのタイプの方を私が採用しないから、少し柔らかすぎるのかもしれない。

壱城:そうかもしれないですね。入学や入団して出会う先生達よりは明らかに優しいです(笑)。

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遠野:私は「どうしてできないの!」と怒るより、どうしたらできるようになるのかを要領よく冷静に伝える方が良いと思っているんだ。萎縮すると余計できないということもあるし。それに怒られないとできないなんて、受験生としてどうかと思うしね。でも、人に引っ張ってもらわないとモチベーションキープできない子もいるから、今年度は3月に向けてこれまでより少し厳しく指導してもらうように、全ジャンルの先生にお願いしようと思う。特にダンス系は厳しくレッスンしてほしいな。

壱城:わかりました!夏期講習、厳しくやります。

遠野:今年度、クラレスはたまたま若い学年の生徒さんが多いんだ。昨年度は高校3年生が多かったし、合格者も6名いたから、今年度に入って「レッスンで良い雰囲気を作ってみんなを引っ張っていくお姉さんたち」がいなくなったなあと感じるでしょ?少し講師が引っ張らないといけないかもしれない。

壱城:そうですね。みんなも若くてももっと前にガンガン出てきたら良いのに。遠慮していたらタカラジェンヌに向かないし。

遠野:そうだよね。夏期講習では講師も生徒も一緒にお互いを高められるレッスンにできたら良いね!

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遠野:夏期講習のジャズのレッスンについてトークしたいな。どんなレッスンにする予定?

壱城:みんな、振りの形がおかしいのに気がつかないのか、わかっていてもどこが違うのか瞬時にわからないのか?とよく思うんですよね。観察力がないというか。そこを変えられたらなあと思うんです。

遠野:今年度特にジャズが苦手な生徒さんが多いからね・・・。ジャズは夏に一番強化したいなと思っているんだ。

壱城:ですよね。あと、基本的なことだけどできていない子が多いのが、「心からの表情」。楽しい曲、綺麗な曲、スローな曲・・・それぞれ曲と振りに合った表情をしてほしい。作った表情じゃなくて。表現者として踊ってほしいなと思います。

遠野:意外とみんな曲や振りで表情変えたり、振りのニュアンス作ったりが苦手だよね。やったほうがただ振りをカウント通りに踊るより楽しいのに。

壱城:そうですよね!表現するって楽しいですよね。夏期講習で、「踊っていて楽しい」を育てたいと思います!

遠野:ジャズだけでなく、他のジャンルでも同じことが言えるよね。クラレスでは4月からコンテンポラリーを取り入れているけど、まさにそこが磨かれたら良いなと思って。「踊っていて楽しい」、ぜひ夏期講習で感じてほしいね!

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遠野:前回の受験の話をもう少しさせてください!

壱城:たくさん受かってよかったけど、とても惜しかった高校3年生たちもいましたね。

遠野:本当に。クラレスの合格者たちを見て共通点はあるかな?

壱城:綺麗で品がある子が多かったですよね。あとは色気があったり、キャラクターがはっきりしている子。

遠野:そうだね。子供っぽい子が少なかったかな。やっぱり面接は大切だなと最近改めて思うんだよね。1~3次全てである科目だし。

壱城:私、本科生の時に面接の会場にお手伝いで入っていましたが、先生たちの評判が良くない面接っていうものがあって・・・

遠野:わかる(笑)。初めてクラレスに来る受験生でよくやっている人がいる変な話し方の面接だよね?そんなのどこで覚えたの?と訊くと、過去の受験の時に周りの受験生がやっていてとか、受験生密着の動画見てとか、見よう見まねで「面接はそういうものだ」と思い込んだらしいんだ。先生たちが嫌がるのわかる(笑)。だって全然個性や本人の人となりが見えないし不自然なんだもん(笑)。あの「THE 受験生」っていう感じの面接の癖を取るのにとても時間がかかるの。

壱城:何も知らずに真っさらできてくれた方が良いですよね。あと、上っ面でなく宝塚愛を前面に出してほしいです。3次面接では宝塚を深く知っていることや、好きな気持ちが出ることがとても大切だなと思います。

遠野:そうだね。3次面接のレッスンの時にその辺りのやり方もレクチャーしていくね。

壱城:面接以外でもそうなんですが、ただの「ファン」というよりもう一歩踏み込んで、「こういうタカラジェンヌになりたい」というビジョンを持ってほしいです。私、在団中にプロデューサーから「壱城さん、こういう役をつけたいともっと演出家に思わせないと」と注意されたことがあって。

遠野:それは素晴らしいアドバイスだわ。

壱城:受験生も「こういう男役さんになりそうだな」とか「こんな役が似合いそうだな」と先生方に思わせられたら強いと思うんです。

遠野:うん。そういうことを自分の中で考えてほしいね。夏期講習中に、技術はもちろん、精神的にも色々な意味で成長してもらえうように、私たちが背中を押していこう。

 

 

最後に、夏期講習を受けるにあたって、みんなにこういう心構えで来てほしいみたいなことはありますか?
 

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壱城:私はとにかく踊りを通して一人一人の個性、性格を知っていきますので、受け身ではなくどんどん自分を表現して全力でぶつかってきてほしい。私はいつも宝塚受験をゴールと思ってレッスンしていません。みんなが合格してタカラジェンヌになったときのことを考えながらレッスンしていますので、厳しいことも言うかもしれないけれど何があっても諦めないでついてきてほしい!!

遠野:私も夏期講習は少しだけ厳しくしていこうと思います。「まだ夏だから」という気持ちがみんな少なからずあると思うので。あと、とにかく怖がらずガンガン自分を出してほしいです。大人しくレッスンしないでほしい!この夏にたくさん前進できるように頑張ろう!!

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*平成31年度の宝塚音楽学校受験が終わり新年度に入って4ヶ月。昨年度の受験を振り返り、今年度の本番に向けてできることを遠野あすかにインタビューしました。(2019年7月)

 

 

*まず、今回の受験ではどういう人たちが合格したのでしょうか?

 

遠野:今回はクラレスから6名の生徒さんが合格されましたが、みんな本当によく頑張ってきた子達でした。高3で受験4回目の子、前回1次試験に受からなかった子、何度も2次試験で落ちてきた子など、波乱な受験生活だった子が多かったです。「落ちても落ちても諦めない」。これが大事だと改めて感じました。

 

 

*合格者の技術レベルは?

 

遠野:高いですね。今回のクラレスの合格者は、一芸に秀でているというよりも歌も踊りも両方実力がある子ばかりでした。クラレスだけでなく全体的な話ですが、今年は受験ウィーク期間中から「東京1次受験組の高校2・3年生の実力がすごい」と評判でした。やはりその中からたくさん合格されていますね。合格に必要なのは何より歌と踊りの努力と才能!容姿だけで簡単に合格できる時代ではないなと思います。

 

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*2次試験が大切だということですか?

 

遠野:そうですね。100名超が2次試験を通過するわけですが、単に通過するだけではダメで、上位40番以内で合格することを目指さないと。そのためにはひたすら良い先生についてレッスンするしかないです。

 

 

*何度も落ちるとやる気や自信がなくなってしまうということがあると思うのですが、どうモチベーションをキープしたら良いのでしょうか?

 

遠野:高倍率なのですから毎年たくさんの人が不合格になり、気持ちが落ちてしまう人も多いですよね。まず大前提として「宝塚受験は4回受験することが基本」ということを理解しないといけないと思います。何度も落ちることは自然なことなのに、「才能があれば1・2回で合格するものだ」と思っている方が、受験生だけでなくご家族にも多いなと思います。高校・大学受験とは全く性質が違うものだと考えてください。はっきり言いますが受験回数は少ないほど良いわけではありません。もちろん早く合格すれば気持ちが楽だと考えるのは理解できますが、早く入学した分成績は悪くなりますよね。入学後同期の中で成績を上げるのは本当に大変なことなんです。音楽学校ではみんなが同じ時間数同じ教育を受けているわけですから、成績を上げるのはとても難しいです。受験生のうちに勉強して力をつけることがとても大切で、その実力が入団後も自分を支えてくれます。私の話ですが、受験生時代にしっかり実力をつけられなかったことは退団するまで影響しました。ある実力派の男役スターさん(4回目に合格)に「どうしたらそんなに上手になれるんですか?」と尋ねたところ、「受験生時代の努力貯金で今も得している」とおっしゃってました。4年間の受験生活で誰より努力した自負と技術の貯金があるのだそうです。実際に3・4回目で合格する方はとても多いです。スターさんは1回目合格の方ばかりではないですよね?ずっと1次試験に合格しなかったのに、4回目で3次試験も合格というようなことも珍しくはないです。宝塚の現役さんやOGさんに「何度か不合格だと受験をやめてしまう子がいる」というとみんなとても驚き不思議がります。才能を疑う暇があるならレッスンで動いた方が良いですよ!そうでないと、どんなに潜在能力があろうと前に進みません。

 

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*レッスン以外で受験のためにできることはありますか?

 

遠野:ダイエットはもちろんなのですが、人によって適正体重はそれぞれです。あまり痩せすぎてもダンスが下手に見える場合があるので、講師と相談をしっかりすべきですね。精神的なことも受験にはとても大切で、「早く大人になること」です。ご家庭の中で、いつまでも可愛いお姫様でいてはいけません。節目節目で生徒たちに伝えていますが、ご両親への感謝を言葉や態度に出すことはとても大切です。反抗期なんていう子供な時期を終えて、しっかり自立し自分のことは出来るだけ自分でやること、家族の中で良い意味で家族に気を遣うことは、レッスンの受け方にも通じるので、芸事の上達スピードが変わりますよ。

 

 

*受験のための準備はいつからするのがベストなのでしょうか?

 

遠野:中学1・2年生がベストだと思いますが、幼い頃からバレエを習っているなら中学3年生以降からスクールに通いだしても受験に間に合う方もいらっしゃいます。ベストな開始時期は不得手なことがどれくらいあるかによって変わりますね。身体が楽器の声楽は、発育の早さによって始めるベスト時期は異なりますが、特に音が取れないなどがなければ、中学1・2年生は習わなくて良いと思っています。早く始めなければいけないのはバレエとジャズです。ピアノを習っていない方は新曲視唱も勉強も早い方が良いですよ。

 

 

*もうすぐ夏休みですが、夏のレッスンで気をつけてほしいことなどありますか?

 

遠野:まずは絶対に日焼けしないこと(笑)。そして夏休みは「とにかく死ぬほど踊ること」です!夏期講習でも毎日疲れ切って帰ってもらえるようにレッスン内容を考えました。ボディメイクにも良い時期ですので、とにかくたくさん汗をかいて、夏の終わりに成長した自分を感じてほしいと思います。頑張りましょう!!

 

クラレス卒業生インタビュー

_MG_0498一昨年、高校3年生で宝塚音楽学校を受験し、1次試験に合格した佐々木陽さんに

レッスンのこと、受験当日のこと、今の思いや生活、これからの夢・・・

たくさん語っていただきました!

――宝塚を知ったきっかけは何ですか?

私は愛媛出身で、観劇会のようなところで親と舞台を見る機会が多かったのですが、高校2年の夏に全国ツアーで宝塚を初めて生で観ました。それまでは宝塚を知ってはいたんですが、受けたいとは思ったことはありませんでした。

――宝塚を観るまでに、他の舞台を観て、舞台に立ちたいと思ったことはなかったですか?

とても恥ずかしがりやなので、そういう気持ちにはならなかったです。

――宝塚はその気持ちを変える魅力があったんですね?

はい!

――全国ツアーで宝塚を観て、すぐに受験しようと思ったんですか?

高校2年で受験することも出来たのですが、何も準備していないし、もっとすごい方たちが受けるものだと思っていたんです。でも、高校3年になって、ずっと大人になっても後悔するのが嫌だから、受けてみようと思いました。

――では準備は1年未満だったんですね。

そうなんです。クラレスにも高校3年の夏から来させて頂きました。

――それまでにバレエなどやったことはありましたか?

バレエは小学校の頃からやっていたんですが、歌やダンスなどは初心者でした。

――バレエは自分でやりたいと思ったんですか?

小学生の頃にフィギュアスケートをやっていて、バレエも必要かなと思ったんです。

――そうなんですね。宝塚を受験することについて、ご家族やお友達はどんな反応でしたか?

母には伝えたんですが、父には冬頃まで言っていなくて、友達は誰にも言ってなかったんです。

――ひっそり受験したんですね!?

そうなんです(笑)。

――お母さんは応援してくれましたか?

両親がピアノの先生なので、皆、音楽が好きなのですが、母は私ほど舞台が好きなわけではなくて。でも、やりたいことをやりなさいと言ってくれました。

――お父さんは冬にお話したときはいかがでしたか?

びっくりしていましたが、応援してくれて、毎日レッスンが終わった後にマッサージをしてくれたりしました。

――優しいお父様!お友達には?

幼なじみには話したんですが、そうだろうなと思っていたと言っていました(笑)。

――試験の結果はいかがでしたか?

2次試験で落ちてしまったのですが、泣かなかったんです。1次試験に受かったときは、すごく嬉しくて涙が出てきたのですが。出来ることは全部やったし、受験出来ない人もたくさんいるのに、1回でも受けることが出来て良かったと思ったんです。

――やりきった思いがあったんですね。

満足というか、受験当日もそこまでの準備の時間も、全てが楽しかったです。

――ご家族の皆さんはどんな風に迎えてくれましたか?

2次まで行かせて頂いて感謝の思いで帰ったら、「頑張ったね、1次が受かっただけでもすごいよ、大学でもっと大きくなってね」と励ましてくれました。

――とても前向きな応援ですね。

結果が出たあとに、今まで言っていなかった学校のクラスのみんなに言おうと思い、全員が入っているLINEに隠していたことを全部言ったんです。みんなが「おつかれさま」と言ってくれました。

――先程フィギュアスケートをやっていたというお話でしたが、フィギュアはどうしてやめたんですか?

中学から高校までアーチェリー部に所属していたんです。部活を本格的にやろうと思い、忙しくなってやめました。

――ちなみにアーチェリーはどうしてはじめようと思ったんですか?

幼なじみにアーチェリー部に連れられていって、そこで自己紹介をしてしまって、抜け出せなくなってしまったんです(笑)。入らなければいけないわけではありませんでしたが、先輩の前で自己紹介をするという経験がそれまでになかったので、怖くなってしまいました。

――なるほど(笑)。でも、きっかけってそういうものかもしれないですね。バレエはその後続けていたんですか?

週に1回は通っていました。でも、アーチェリーをやるからには本気でやろうと思ったんです。宝塚を高校3年で受験したのは、アーチェリーを中途半端にしたくなかったので、引退してから受験しようと思ったんです。

 

――だから、宝塚受験も一生懸命取り組んだんですね。

インターハイが夏なので、それを終えてから宝塚受験に切り替えて集中しました。でも、部活焼けで真っ黒だったんです(笑)。先生方に美白をしようねと言われて、毎日日傘と日焼け止めで過ごしていました。

――続けていたバレエと、クラレスの他に、何かレッスンをしましたか?

ジャズダンスも習いたいと思って、ダンススタジオに学校の帰りに毎日通いました。そこのダンススタジオは、いろいろ学べて、バレエ、ジャズ、モダンなどを学びました。ちょうど部活の変わりに毎日通った感じです。

――教室は近くにあったんですか?

学校から20分ぐらい、家からバスで40分くらいのところにありました。帰りは23時ぐらいになってしまい遅いので、迎えに来てもらっていました。

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――クラレスは何で知りましたか?

受験スクールに通いたいと言ったら、自分調べて行きなさいと言われて、インターネットで調べて見つけました。いかにも受験スクールという感じは怖いという思いがあったので、クラレスが良いと思いました。最近まで活躍されていた方に教えて頂けることもすごいと思いました。
――レッスンを受けてみて、いかがでしたか?

バレエが苦手で、付いていくのに必死だったんですが、ひとりひとり丁寧に見て頂けて、頑張らなきゃという気持ちがすごく大きくなりました。上手い人も多くて自分はこのままではダメだと思いました。先生方も厳しいですが優しく教えてくださって、楽しく、充実していました。

――クラレスを選んだ決め手が、講師ということでしたが、実際にレッスンを受けていかがでしたか?

オーラがすごくて、キラキラしていらして・・・!素敵だなと思い、こんな風になりたいと思いました!ひとりひとりに確実に教えてくださいますし、すべての言葉が勉強になるんです。ダメ出しの時間も的確にアドバイスくださいますし、自分では気づけていないことがたくさんありました。バレエの長澤さんもひとりひとり細かく丁寧に教えてくださって・・・。クラレスに通って本当に良かったなと思っています。

――アドバイスで何か印象に残っていることはありますか?

私はバレエが苦手なんですが、自分の癖を言われたときは、ハッとなりました。表情に癖が出てしまうんです。バレエと歌のときに、表情が死んでしまうと言われました。苦手意識が顔に出てしまうんです。「もうひとりの踊りの上手い自分を想像で作って踊るといいよ」とあすかさんに言われてたのが印象に残っています。

――他の生徒さんたちの雰囲気はいかがでしたか?

ピリピリしていなくて、自分も頑張りつつお互いも励ましあうような感じで、アットホームな雰囲気に安心出来ました。愛媛から受験する人ってすごく少なくて、でもひとりじゃないんだなと思えました。

――1次試験のときはどんな思いで望みましたか?

あすかさんたちに言われたことを頭に入れて、それを全部出来るようにしました。あと単純に、音楽学校の中ってこんな感じなんだと思ったり、この人が受験番号が隣なのかとか、お手伝いしてくださる仮本科の方がきれいだなと思ったり(笑)。

――結構余裕がありますね(笑)。そういうことも楽しめたんですね。

はい(笑)。

――大学受験はしていたんですか?

はい。12月に受験してミュージカルの勉強ができる大学に合格していました。

――宝塚がダメだったとしても、ミュージカルの方向に行きたいというのは決めていたんですか?

そうです。

――控え室で待っている雰囲気などはどうでしたか?

控え室は講堂の前のお部屋なのですが、私はかなり長い時間待ちました。他のスクールの人たちが固まっているのを見て、少し萎縮したりもしましたが、私は私と思っていました。1次試験は初めて入る教室の雰囲気で、少しだけ緊張はあったんですが、面接だけだからクラレスで教えられたことを全部控え室で思い出して、イメージトレーニングをしていました。

――試験官の先生はどうでしたか?

宝塚の有名な先生方を目の前にして、圧倒されてしまって、出身校を間違えてしまったのですが、そのとき先生方や後ろにいる他の受験生たちに笑われて(笑)。それで急にリラックスして最後まで笑顔で出来たから、良かったかなと(笑)。

――(笑)。試験が終わって音楽学校から出てきて、手応えはありましたか?

間違えてしまったのが少しだけショックだったのですが、自分に大丈夫だと言い聞かせました。

_MG_9845――終わったあとはどうしましたか?

宝塚ホテルに泊まっていたので、ホテルに帰りました。

――ご家族がいらしていたの?

ひとりだったんです。

――すごいですね! 不安じゃなかったですか?

そうですね。でもクラレスのレッスンのときもひとりでホテルに泊まっていたので。母は忙しくて、愛媛から飛行機でくるのは大変だから、もう高校3年生だしひとりで行くといったんです。お部屋でスカイステージが見られるから、さみしくなかったですし(笑)。

――翌日の合格発表はいかがでしたか?

翌朝に携帯で見て、泣いてしまいました。すぐにクラレスにメールで報告しました。合格発表から2次試験までの間にレッスンをしてくださるんです。

――レッスンはいかがでしたか?

今まで教えて頂いたことの最終確認ができて安心しました。試験曲の一番気をつけることや、模擬試験のような感じでバレエを軽くやって頂いたり、面接の練習などをしました。気をつけていても、出来ていないことを教えてくださったので、そのレッスンがあって本当に良かったなと思います。何もしないで1日過ごしたら不安だし、緊張して過ごすことになったと思うので、2次試験前に身体を動かすことができて、先生や他の受験生に会えて良かったですね。

――そして2次試験ですね。

2次試験に行く朝にあすかさんたちが一緒に準備してくださいました。ヘアを直してくださったり、ウォーミングアップや発声ができる空間を用意してもらったり、励ましの言葉をかけてくださって、音楽学校までタクシーで送ってくださいました。ひとりだったら本当に不安だったと思うんですが、先生方と雑談などもして、安心しました。

――試験が終わってからはどんな時間を過ごしたんですか?

2次試験の後は、先生がお部屋に呼んでくださって、試験のことをいろいろと伝えました。確か、2次試験の結果がその2日後に出たんですが、それも携帯で見るんです。そのときは泣かずに「あ、ないなー」と思って、クラレスに連絡しました。その後に母が来てくれて、一緒に今まで我慢していた大きなケーキとクリームシチューを一気に食べたんです(笑)。

――ケーキとシチューで元気になったんですね。

すごく美味しかったです(笑)。
母と宝塚を少し回り、帰ってすぐに大学の準備をしました。入学式が4月1日だったので、その翌日には東京に行って家を借りて、急いで家具など生活必需品をそろえました。

――入学式が早かったんですね。1次試験から数えると1週間近く宝塚にいたことになりますが、宝塚の舞台を観にいったりはしなかったんですか?

観ました……(笑)。

――(笑)。
2次試験の結果を待っている日に、宙組さんの「TOP HAT」を見ました!

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――これから受験する方のために、教えて頂きたいのですが、控え室にはどのくらい前に着いていたらいいでしょうか?

1次試験は1人で行ったので早く着き過ぎてしまって、すごく待ちました。これから受験される方は早く行き過ぎない方がいいと思います。10分前ぐらいで十分です。

――2次試験の順番を教えていただけますか?

まず、講堂に並んで試験の番号を渡されて、順番に呼ばれるんですが、まずバレエとジャズ(モダンのようなシアターダンス)の振り移しを最初にします。人によって試験の順番は違うのですが、私はまず新曲視唱、面接をしました。そのあとすごく待ってダンスの試験がありました。振り移しから5時間後ぐらいたっていたと思います。それからまた待って、最後に歌でした。仮本科の方にも「疲れたでしょう?」と声をかけて頂きました。朝9時に集合して、終わったのは夕方でした。もう、本当に待った記憶しかないですね。だから、待ちながらちょっと寝ていました(笑)。

――控え室はどのくらいの人数で待っているんですか?

結構多かったですね。ストレッチする場所もあまりなくて、人をまたいで行くような状況です。ストレッチやバレエを踊っている人もいたんですけれど、全員ができるようなスペースはなく、発声ぐらいでしょうか。私がいた教室は、鏡もなかったので、面接の確認も出来なくて、ひたすら発声や歌をやっていました。

 

――ダンスの振りや、新曲は思っていたのと比べていかがでしたか?

意外と簡単でした。クラレスでもう少し難しい振りをやっていたおかげで、全然難しい振りに感じませんでした。創作のリズムダンスレッスンにすごく苦労していたんですが、突然リスムダンスがなくなって(笑)、かわりにジャズダンスが試験に加わったんですが簡単で短かったです。

――新曲も難しくなかった?

はい、難しくなかったです。

――佐々木さんの今について聞かせてください。大学生活はいかがですか?

自分の好きなことを毎日できるし、クラレスで先生方に教わったこともすべて役に立っています。同級生に宝塚を受験した子も多いんです。

――どんな勉強をしているんですか?

ジャズ、バレエ、ボイストレーニングや、大勢でやるアンサンブルなどあります。実技が多いです。

――受験が終わって、宝塚を受験したことについてはどう思っていますか?

受けて本当に良かったと思ってます。この経験があって、これからも役に立つだろうと思いますし、実は泣き虫だったんです。でも、宝塚を受験すると決めてから強くならないといけないと、泣かないで頑張りました。メンタル的にも成長出来たかなと思います。

――今、レッスンの日々を振り返っていかがですか?

いろんなことが苦手で、落ち込んだりもしたんですが、全部のレッスンが為になりました。それが今に繋がっていると思います。

――これから受験しようと思っている方や迷っている方、そしてClassy Membersのみなさんへメッセージをお願い致します。

受験出来ることやレッスンに通えることを両親に感謝しなさいとクラレスでいつも言われていて、人に感謝することが大切だと思ったので、これから受験する方たちも、そういう気持ちを大切にしてほしいです。そして、自分は何も出来ないからと思って受験をやめるのではなく、何でも挑戦してほしいなと思います。クラレスの先生方も本当に素晴らしい方々なので、すべての言葉を受け取って、私も成長出来たと思いますし、みなさんも成長出来ると思いますので挑戦してほしいと思います。

――佐々木さんの今の夢はなんですか?

舞台女優になることです!先日東宝芸能のオーディションに受かったんです!あすかさんの後輩になれて・・・また夢に向かって頑張ります!

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