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講師トーク

【NEW!!】遠野あすかinterview.003

 

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*平成31年度の宝塚音楽学校受験が終わり新年度に入って4ヶ月。昨年度の受験を振り返り、今年度の本番に向けてできることを遠野あすかにインタビューしました。(2019年7月)

 

 

*まず、今回の受験ではどういう人たちが合格したのでしょうか?

 

遠野:今回はクラレスから6名の生徒さんが合格されましたが、みんな本当によく頑張ってきた子達でした。高3で受験4回目の子、前回1次試験に受からなかった子、何度も2次試験で落ちてきた子など、波乱な受験生活だった子が多かったです。「落ちても落ちても諦めない」。これが大事だと改めて感じました。

 

 

*合格者の技術レベルは?

 

遠野:高いですね。今回のクラレスの合格者は、一芸に秀でているというよりも歌も踊りも両方実力がある子ばかりでした。クラレスだけでなく全体的な話ですが、今年は受験ウィーク期間中から「東京1次受験組の高校2・3年生の実力がすごい」と評判でした。やはりその中からたくさん合格されていますね。合格に必要なのは何より歌と踊りの努力と才能!容姿だけで簡単に合格できる時代ではないなと思います。

 

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*2次試験が大切だということですか?

 

遠野:そうですね。100名超が2次試験を通過するわけですが、単に通過するだけではダメで、上位40番以内で合格することを目指さないと。そのためにはひたすら良い先生についてレッスンするしかないです。

 

 

*何度も落ちるとやる気や自信がなくなってしまうということがあると思うのですが、どうモチベーションをキープしたら良いのでしょうか?

 

遠野:高倍率なのですから毎年たくさんの人が不合格になり、気持ちが落ちてしまう人も多いですよね。まず大前提として「宝塚受験は4回受験することが基本」ということを理解しないといけないと思います。何度も落ちることは自然なことなのに、「才能があれば1・2回で合格するものだ」と思っている方が、受験生だけでなくご家族にも多いなと思います。高校・大学受験とは全く性質が違うものだと考えてください。はっきり言いますが受験回数は少ないほど良いわけではありません。もちろん早く合格すれば気持ちが楽だと考えるのは理解できますが、早く入学した分成績は悪くなりますよね。入学後同期の中で成績を上げるのは本当に大変なことなんです。音楽学校ではみんなが同じ時間数同じ教育を受けているわけですから、成績を上げるのはとても難しいです。受験生のうちに勉強して力をつけることがとても大切で、その実力が入団後も自分を支えてくれます。私の話ですが、受験生時代にしっかり実力をつけられなかったことは退団するまで影響しました。ある実力派の男役スターさん(4回目に合格)に「どうしたらそんなに上手になれるんですか?」と尋ねたところ、「受験生時代の努力貯金で今も得している」とおっしゃってました。4年間の受験生活で誰より努力した自負と技術の貯金があるのだそうです。実際に3・4回目で合格する方はとても多いです。スターさんは1回目合格の方ばかりではないですよね?ずっと1次試験に合格しなかったのに、4回目で3次試験も合格というようなことも珍しくはないです。宝塚の現役さんやOGさんに「何度か不合格だと受験をやめてしまう子がいる」というとみんなとても驚き不思議がります。才能を疑う暇があるならレッスンで動いた方が良いですよ!そうでないと、どんなに潜在能力があろうと前に進みません。

 

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*レッスン以外で受験のためにできることはありますか?

 

遠野:ダイエットはもちろんなのですが、人によって適正体重はそれぞれです。あまり痩せすぎてもダンスが下手に見える場合があるので、講師と相談をしっかりすべきですね。精神的なことも受験にはとても大切で、「早く大人になること」です。ご家庭の中で、いつまでも可愛いお姫様でいてはいけません。節目節目で生徒たちに伝えていますが、ご両親への感謝を言葉や態度に出すことはとても大切です。反抗期なんていう子供な時期を終えて、しっかり自立し自分のことは出来るだけ自分でやること、家族の中で良い意味で家族に気を遣うことは、レッスンの受け方にも通じるので、芸事の上達スピードが変わりますよ。

 

 

*受験のための準備はいつからするのがベストなのでしょうか?

 

遠野:中学1・2年生がベストだと思いますが、幼い頃からバレエを習っているなら中学3年生以降からスクールに通いだしても受験に間に合う方もいらっしゃいます。ベストな開始時期は不得手なことがどれくらいあるかによって変わりますね。身体が楽器の声楽は、発育の早さによって始めるベスト時期は異なりますが、特に音が取れないなどがなければ、中学1・2年生は習わなくて良いと思っています。早く始めなければいけないのはバレエとジャズです。ピアノを習っていない方は新曲視唱も勉強も早い方が良いですよ。

 

 

*もうすぐ夏休みですが、夏のレッスンで気をつけてほしいことなどありますか?

 

遠野:まずは絶対に日焼けしないこと(笑)。そして夏休みは「とにかく死ぬほど踊ること」です!夏期講習でも毎日疲れ切って帰ってもらえるようにレッスン内容を考えました。ボディメイクにも良い時期ですので、とにかくたくさん汗をかいて、夏の終わりに成長した自分を感じてほしいと思います。頑張りましょう!!

 

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